2012年 12月 19日
「 印象派 展 」 展示
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写真 : 印象派展 展覧会風景
KiKusaでの展覧会「 印象派 展 - 自然のリースの連作 - 」に、
お足を運んでいただき、ありがとうございました。
印象派絵画の技法を、紫陽花のリースづくりで再現してみようという
大胆な発想で、また新しい試みができました。
印象派画家たちの前衛的な試みは、当時は批判にさらされるも、
現代では印象派の技法の絵も当たり前にみえます。
その歴史的な経緯をみなければ、確かな価値も見えてこないけれど、
印象派のモネやルノワール、それを受け継いだゴッホやセザンヌの絵は、
当時の空気感や常識を知らない今でもなお、観た人の心を掴む絵画です。
それはただ新しいだけでは駄目で、どんな時代の人の心も魅了するものを
作らないといけないことを教えてくれる。
KiKusaの植物のものづくりは、絵画や建築、ファッションや工芸ほど、
まだ価値を得ていない。
植物における芸術が、普遍的な価値を得るための階段を一段ずつ、
いや、半段ずつでも上がっていきたいと思います。
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KiKusa
Botanical Art
by KiKusa-note
| 2012-12-19 22:05
| KiKusa