「 必死 」


この1年も、KiKusaを続けることができました。
お世話になった方々には、感謝の言葉もありません。
ありがとうございます。

2012年は必死の1年でした。
「必死」という言葉は案外深いところがある。
”必ず死ぬ”ことを本気で知っている人だけが、
今を”必死”に生きることができるのかもしれない。

1年後にしろ、10年後にしろ、50年後にしろ、
命には必ず終わりがある。
宇宙の大きな環からすれば、その年月の違いは微小なもの。
先に逝ってしまった人のことを嘆き哀れんでも、
近い将来、自分にも必ず死が待っていて、別れの日が来る。
当たり前に分かっていることのようだけど、
普段の生活の中で、本気で死を意識することは難しい。

ただ、純粋に生きる姿は輝いていて、
死は「無」ではなく「環」に還ることだと、
足下にある枝葉蔓実は教えてくれる。

「必死」を知れば、今の大切さ、美しさ、有り難さが分かる。
生きることは「楽」ではない。自分の「楽」に逃げてはいけない。
自分ではない誰かの為に、何かの為に、ただ必死に挑んでいくことが
生きることだと改める。自戒を込めて。

植物を芸術として見つめる活動の道。
2012年は、みなさんと一緒に必死で一歩足を踏み出せた。
歩くことは一歩一歩でしか進まない。生きているうちに何歩進めるのか、
短い命には限りがある。それでも、次の一歩を踏み出すしかない。
ひとりではか弱い足取りも、みなさんと一緒に力強い一歩にして
踏み出して行きたいと思います。


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Botanical Art
by KiKusa-note | 2012-12-31 18:48 | KiKusa


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