「 落葉(らくよう) 展 」


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落葉(らくよう)展DM / photo, graphicwork=堀之内信哉 (KiKusa)

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「 落葉(らくよう) 展 」
KiKusa Botanical - leaves fall -


2013年3月14日(木) 〜 3月31日(日)(今展は開催中止しました)
KiKusaにて


徒然草にはこうある「花は盛りに月はくまなきを見るものかは」
何も、満開の花や雲のない月空だけが美しいのではない。
萎れていく花や、雨の日の月を恋しく想うことも趣き深い。
散る花の美しさに気づいた古人のものの見方は「もののあわれ」
「侘・寂」といった美意識を日本の文化の根底に作ってきた。

古今集を編纂した紀貫之は、平安歌人・在原業平の歌をこう評した
「しぼめる花の色なくて、匂い残れるが如し」
桜の花が散るような、瞬間にして消えてしまうような美しさ。
消えてしまった後に僅かに残る余情に「匂い残れる」美を見つけ、
花自体よりも姿無きものに叙情を感じることを極みとした。

はらはらと「落ちる葉」の様も一瞬で消えてしまう。
後には何もないが心には哀愁の跡を残す。
古人から受け継ぎながらも、今は奥底に眠ってしまっている”ものの見方”を、
植物の「落葉」作品と古人たちの和歌の中から見つけだし、
日本の美意識の深層にあるものを追体験する展覧会。

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KiKusa
Botanical Art

tel / fax 0598-67-0524
kikusa@mctv.ne.jp
by KiKusa-note | 2013-03-03 19:24 | KiKusa


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