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山葡萄の鉢植え


夕暮れになると、夕立ちがあったりと、少し涼しさを感じます。
この季節の黄昏の空の美しさには、目を奪われるばかりです。
光と雲の表情に、毎日空を見上げてはドキドキしてしまう。
地球の大気のスペクタクルに圧倒されます。
植物もまた、自然の向こうに宇宙を感じさせてくれる存在です。

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写真 : たわわに実がついた山葡萄の鉢植え


たわわに実った葡萄の重さで、枝がしなってしまうのを
竹の支柱で支えてあげました。
葉は、虫に食べられた痕で穴ぼこだらけです。
よく見ると鉢には、小さなカタツムリが這っている。
ひとつの鉢植えでも、草や虫といった小さな存在が
世界の豊穣を教えてくれる。

鉢植えを育てている屋上には、たくさんの鳥たちもやってくる。
写真を撮った後で、この山葡萄の実はほとんど鳥に食べられて
しまいました。
残念な気持ちになりましたが、植物にしてみれば
本来の目的を果して、微笑んでいるのかもしれません。

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KiKusa
Botanical Art
by KiKusa-note | 2012-08-29 13:23 | KiKusa

大阪で、あと1年


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写真 : 紫陽花の鉢植え


真夏日の太陽がギラギラと植物に照りつけると、
土の水分もあっという間に奪っていきます。
日に2回、朝夕の水やりが、植物にとっての生命線。
鉢が水分に満たされ潤うと、辺りに心地よい空気が広がって、
水やりをしているうちに、こっちが癒されている。
そんな毎日の植物との付き合いです。

さて、8月に入りました。
皆様にも度々お話ししていますが、
大阪・玉造での「KiKusa」の店舗営業は、来年の夏までになります。
4年前の秋、5年間はここで頑張ろうとお店を始めました。
いつかは、故郷である三重県の松阪市に移り住もうと思いつつも、
何をして生きていくのか、なかなかイメージ出来ずにいました。
もの作りの仕事をすれば、田舎でも暮らせるとの想いから、
植物のもの作りを形にするために「KiKusa」を始めました。
そして4年が経とうとしています。
来年は松阪に拠点を移して、「KiKusa」の表現活動を
さらに広げていけたらと思っています。
松阪でもいずれは植物を見ていただく場を作りたいと思っていますので、
また楽しみにしてください。

植物で伝えたいこととは何だろうかと、いつも自問します。
旅行に行ったり、音楽を聞いたり、山に登ったり、
みんな「何か」を求めている。そこにいったい何があるのだろう。
いつもとは少し違う何か、いつもとは違う新しい景色が
そこには見えるのじゃないか。その先には幸せがあるのだと思う。
その「何か」が植物にもある。
足下にある何気ない草や葉が、見える景色を変えてくれるのです。
こんなにも身近に、簡潔で力強い幸せがあるのです。

KiKusaが植物を手に、これからしていきたいことは、
その「何か」を形にして残していくことです。

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KiKusa
Botanical Art
by KiKusa-note | 2012-08-01 23:45 | KiKusa