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暗い森のトンネル


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暗い長いトンネルの先にも、必ず出口はあるのだろう。
真っ暗闇の中、ゴツゴツとした岩道を、先を見る余裕も無く、
足下だけを見ながらただ転ばないように歩いている。
それでも一歩ずつでも進めれば、やがて暗闇の向うから光が射し込み、
途端にその足取りは大きな勇気とともに強く踏み込むことができる。

暗い森のトンネルの向こう側に、どんな景色が広がるだろう。
まだ見えない景色には、新たな希望や困難と、大きな夢が描かれている。

一歩ずつでも前に、前に足を出そう。

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大阪、奈良、三重での注連縄づくりのworkshopにも
たくさんご参加いただき、ありがとうございました。
今年で9年目の注連縄づくりでしたが、開催の度に
素敵な注連縄をもっと広く知ってもらいたいと実感します。
昔ながらの風習や慣習の中に、私たちが確かに生きるヒントが
あるように思います。

花や草木は、人の心の支えやよりどころになる存在、
便利で合理的になった今の暮らしで失われた大事なものを、
はっきりと気付かせてくれるものだと思います。

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今年も皆さまに支えていただいて、KiKusaを進めてまいりました。
本当にありがとうございました。
展覧会にいらしてくだっさたり、workshopにご参加いただいたり、
ご注文いただいたりのなかで、掛けていただく声に励まされて、
いっぱいの元気をもらいました。
その声に早く応えれるようになりたいと思います。

いつも植物に教わり、先人に勇気をもらい、人に背中を押されて、
一人では出来ないことに向ってゆける。
来年は、植物のものづくりを始めて10年目になります。
ひとつの形にできればと思っています。

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KiKusaでは、年間の売り上げの1%を、困難な環境を生きる世界の子供たちを支援する
特定非営利活動法人「ワールド・ビジョン・ジャパン」へ寄付の対象にしています。
展覧会や全国からのご注文などのご購入や、
植物づくりの会へのご参加のすべてが対象となります。
皆様には、KiKusaでご購入いただくことで、この活動に参加いただけることになります。

2016年の売上分も「児童保護募金」に寄付させていただきます。

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tel / fax 0598-67-0524
mail kikusa@mctv.ne.jp
by KiKusa-note | 2016-12-31 22:33 | KiKusa

最後の一枚


最後の一枚が落ちるとき、木は深い眠りにはいる。

落葉植物は冬に向け眠るために葉を落とす。
一生懸命に葉を落とす。
その過程で色づいた葉が、人の心を楽しませているのも、
木はどう思っているのだろう。

最後の一枚が落ちるとき、心地は良いのだろうか。
最後の一枚が落ちるとき、疲れ果てるのだろうか。

明け暮れが過ぎまた春が来る。
やがて芽からは新しい次の命が生まれる。
夏の太陽を謳歌する頃は、成長と共に葉を広げる。
木の実は大きく熟し、そして種を残す。

また最後の一枚が落ちるとき、木は深い眠りにはいる。

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今週末から大阪、奈良、三重と注連縄づくりのworkshopに出張します。

毎年作っている注連縄は、いつも新鮮に感じる。
植物でつくるお飾りは素朴で愛らしい。

市販の注連縄の藁は、注連縄用に作られた稲穂を付ける前の藁を使う。
本来、稲にはお米の穂が付き収穫する。その藁を使ってこその注連縄飾りだと思う。
注連縄に宿っていただく「年神様」は、田んぼの神「山神様」と同じ神様。
KiKusaの注連縄は、家の田んぼでつくるお米の稲藁。
お米を収穫した後の稲藁は、緑色、黄色、茶色と素朴な色合いを見せてくれる。
山で採取した裏白や金柑もひとつひとつの命は光り輝いている。
人と自然が手を掛け、その恵みを受け取る。
今年もみなさんとご一緒の注連縄づくりが楽しみです。

各会場では、注連縄飾り、お正月飾りの展示販売もあります。
縁起の良い五葉松や朱竹のお正月飾りは、すごく綺麗でかっこ良いです。
お正月に向けて、家や玄関の外に飾ってください。
大小サイズもありますが、数に限りがございます。
お正月の後も冬の間くらいは、花器に挿して楽しめます。

SHELFさんでは、年末大掃除に使う布巾「草のふきん」も販売します。
松阪の粋な木綿でつくる、美しく使う布巾、長く使う布巾です。

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草のふきん

「草」は名もない素人のこと
「草」は簡素な美しさのこと
拭いて洗ってのくり返しから
生まれる美しさ

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注連縄づくりは、まだ空席がありますので、ぜひご参加ください。
24日の大阪のSHELFさんの回では、クリスマス・イブにちなんだ
注連縄のお話ができればと思います。
夜の部はキリスト誕生前夜の注連縄づくりも神聖な雰囲気です。

詳しくは過去記事へ。
「 KiKusa 伊勢のしめ縄づくり 」ご希望の方はご予約ください。

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by KiKusa-note | 2016-12-21 22:32 | KiKusa

KiKusa 注連縄づくりの会、大阪・奈良・三重へ


年末恒例のKiKusaの注連縄(しめなわ)づくりの会、
12月24日、25日は大阪のSHELFさん、27日は奈良の鹿の舟さん、
29日は三重の喫茶tayu-tauさんへと巡回します。

SHELFさんでは、今年も夜の部も開催します。
昼間はお仕事の方はぜひ夜の部へご参加ください。
キリスト誕生前夜に、日本の神様が宿る注連縄づくりも、また神聖な感じです。

各会場では、お正月飾りの展示販売もあります。
新しい良い年を迎えるための準備。注連縄の由来や意味を学びながら、
みなさんご一緒にぜひつくりましょう。
当日の各会場では、お正月飾りの展示販売もあります。

「 KiKusa 伊勢のしめ縄づくり 」ご希望の方はご予約ください。

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「KiKusa 2017 Calendar」も好評発売中です。
落ち着いた雰囲気の12の季節の写真が、今年も綺麗に仕上がりました。
小さいサイズ< Normal >、大きいサイズ< Special Edition >がございます。
KiKusaで直接ご注文いただくと、特典のポストカード(非売品)が付きます。
詳しくは、過去記事へ。

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L'Art de Botanique

師走の家仕事 注連縄づくり
L'Amulette Botanique "Shimenawa"


<期間・会場>

2016年12月24日(土)、25日(日)
SHELF(大阪)

2016年12月27日(火)
鹿の舟 繭(奈良)

2016年12月29日(木)
喫茶tayu-tau(三重)


<展示販売>

「伊勢の注連縄飾り」・・特大、大、中、小と4つのサイズある。
「五葉松のお正月飾り」・・五葉松はお正月に飾る品のある松。
大きいもの小さいものもあって、玄関の外や中にも飾れる。
「野山のお正月飾り」・・五葉松、朱竹、蔓梅擬、青葛篭藤、南京黄櫨、野茨などでつくるお飾り。
「草のふきん」・・年末の家仕事に、藍染めの松阪木綿でつくる布巾。
2017年カレンダーや、贈りものに添える植物カード作品なども並びます。
(展示販売物は会場によって異なります)


<KiKusa 注連縄(しめなわ)づくりの会>

素朴で小さな「注連縄飾り」の由来や飾り付けの意味を学びながら
手づくりする。年納めの家仕事。
玄関や家の中のドアにも合う小ぶりな大きさのお正月飾り。
初めての方も、経験のある方も、新たな良い年を迎えるための準備。

伊勢の注連縄は、伊勢地方で採れた稲藁や裏白、金柑を使い、
伊勢型の紙垂(しで)を付ける。
奈良の注連縄は、鹿の舟で採れた稲藁や金柑を使い、紙垂は吉田型。
いずれも松のお正月飾り付。

【 注連縄飾り 】
注連縄は、お正月の神様「年神様」を家にお招きするためのお飾り。
旧年の不浄を清め、新年の豊穣、代々の繁栄や家族の円満を願う。
神道の凛とした表情と、植物でつくる素朴な温もりがある。


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KiKusa 伊勢の注連縄

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KiKusa 奈良の注連縄


<日程>

「 KiKusa 伊勢のしめ縄づくり 」
・12月24日(土)午前の部 / SHELF(大阪)
・12月24日(土)午後の部 / SHELF(大阪)
・12月24日(土)夜の部 / SHELF(大阪)
・12月25日(日)午前の部 / SHELF(大阪)
・12月25日(日)午後の部 / SHELF(大阪)

「 KiKusa 奈良のしめ縄づくり 」
・12月27日(火)午前の部 / 鹿の舟 繭(奈良)
・12月27日(火)午後の部 / 鹿の舟 繭(奈良)

「 KiKusa 伊勢のしめ縄づくり 」
・12月29日(木)午前の部 / 喫茶tayu-tau(三重)
・12月29日(木)午後の部 / 喫茶tayu-tau(三重)

<時間>
午前の部(10時30分〜13時)
午後の部(14時〜16時30分)
夜の部(18時〜20時30分)
<定員> 各回10名様
<料金> ¥4800(材料費込、松のお正月飾り付、お飲物付)
<持物> 藁がついても良い服装


<会場詳細>

SHELF(シェルフ)
大阪市中央区内本町2-1-2 梅本ビル 3階
06-6355-4783
→ H.P.
大阪市営地下鉄 谷町四丁目駅4番出口 徒歩5分
注連縄、お正月飾りの販売 11:00 - 18:00


鹿の舟 繭(まゆ)
奈良市井上町 11
0742-94-3500
→ H.P.
JR「京終駅」より徒歩約10分、奈良交通市内循環バス「田中町」下車すぐ
注連縄、お正月飾りの販売 10:00 - 17:00


喫茶 tayu-tau (2016年9月に新店舗に移転)
三重県津市大里窪田町863-3
059-253-7817
→ H.P.
JR紀勢本線「一身田駅」よりすぐ
注連縄、お正月飾りの販売 11:00 - 17:00

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お茶はworkshop後に皆さんでいただきます
workshopのお時間は余裕を持ってご参加ください

※いずれも予約制で、ご予約後のキャンセルにつきましては
お断り致しますので、ご予定のご確認をお願い致します


伊勢の注連縄づくり 24、25、29日のご予約、お問い合せ(KiKusa)
メール kikusa@mctv.ne.jp
電話 0598-67-0524

奈良の注連縄づくり 27日のご予約、お問い合せ(鹿の舟 繭 9:00 - 17:00)
電話 0742-94-3500

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by KiKusa-note | 2016-12-07 20:05 | KiKusa

夢の景色


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この冬の環(リース)を月桂樹の葉で作りたいと思ったのは、
育てている月桂樹の鉢植えの水やりをしているときだった。
常緑樹特有の濃い緑色のすうっと尖った葉に、濡れた水滴が光っていた。
その美しい姿を見付けたときに、冬と常緑樹、芸術の神・アポロンと月桂冠、
その想像が交差して、これで作ろうと思い立った。

毎日見ている世界は、慣れて当たり前になればなるほど見えなくなる。
「ああ知っている」と思い込んでしまうもの。
ときに世界は、目を覚ましてよく見つめなければ見えてこない。
見付けて、見付けて、世界はどんどん豊かになってゆく。

月桂樹の葉の環は、なかなか思い通りの作品にならなくて、
何度も何度もつくり直した。
葉の形や大きさで、乾き方やドライになったときの形が全然異なる。
葉の形や大きさを分けて、乾かし方やつくり方を工夫して、
ようやくイメージに合う作品ができた。

乗り越えられないと思う壁も、一度乗り越えられたらたいした壁じゃなくなって、
壁の向こう側のそれまで見たことも無い景色へ、また足を進めることができる。
そんな一歩一歩の先に辿り着く世界にワクワクしている。


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展示風景


「月桂樹と冬の花環 展」と植物づくりの会では、ご来場、ご参加いただき、
ありがとうございました。
植物に触れ合う時間を楽しみに来られる方の声が、
僕たちの気持ちをどれほど支えてくれるか、今回もしみじみと感じました。

今、夢を見たい。植物で叶う夢を。
まだまだ遠くの壁の向こう側にある「夢の景色」を皆さんと一緒に見ることへ向かって、
強く歩を踏み出したい気持ちです。


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12月24、25、27、29日は、年末恒例の注連縄づくりの会(workshop)を
大阪のSHELFさん、奈良の鹿の舟さん、三重の喫茶tayu-tauさんへと巡回。
SHELFさんでは、今年も夜の部も開催します。
昼間はお仕事の方はぜひ夜の部へご参加ください。
詳細は過去記事をご覧ください。
ご希望の方は、お早めにご予約ください。
当日の各会場では、お正月飾りの展示販売もあります。

あたらしい良い新年を向かえるための年納めの家仕事、
注連縄飾りをぜひ自分の手で作りにいらしてください。

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「KiKusa 2017 Calendar」も発売中です。
落ち着いた雰囲気の12の季節の写真が綺麗に仕上がりました。
小さいサイズ< Normal >、大きいサイズ< Special Edition >がございます。
KiKusaで直接ご注文いただくと、特典のポストカード(非売品)が付きます。
詳しくは、過去記事へ。

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by KiKusa-note | 2016-12-05 22:45 | KiKusa