2012年 08月 29日
山葡萄の鉢植え
夕暮れになると、夕立ちがあったりと、少し涼しさを感じます。
この季節の黄昏の空の美しさには、目を奪われるばかりです。
光と雲の表情に、毎日空を見上げてはドキドキしてしまう。
地球の大気のスペクタクルに圧倒されます。
植物もまた、自然の向こうに宇宙を感じさせてくれる存在です。
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写真 : たわわに実がついた山葡萄の鉢植え
たわわに実った葡萄の重さで、枝がしなってしまうのを
竹の支柱で支えてあげました。
葉は、虫に食べられた痕で穴ぼこだらけです。
よく見ると鉢には、小さなカタツムリが這っている。
ひとつの鉢植えでも、草や虫といった小さな存在が
世界の豊穣を教えてくれる。
鉢植えを育てている屋上には、たくさんの鳥たちもやってくる。
写真を撮った後で、この山葡萄の実はほとんど鳥に食べられて
しまいました。
残念な気持ちになりましたが、植物にしてみれば
本来の目的を果して、微笑んでいるのかもしれません。
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KiKusa
Botanical Art
by KiKusa-note
| 2012-08-29 13:23
| KiKusa